名古屋大須の隠れ家カフェTOLAND独占取材!限定メニューと裏側
cafe tolandは、名古屋市大須の活気漂うアーケード街を一本路地に入った古い雑居ビルの2階に、まるで秘密基地のように佇んでいる。扉を開ければ、外の喧騒が嘘のように遠のく。アンティーク調の家具と木漏れ日のような照明が包み込む独特の空間だ。多くの訪問者を惹きつけて止まないこの場所は、単なる休憩の場にとどまらない。カルチャーの発信地としても熱い視線を浴び続けている。
平日であっても遠方から訪れるファンの姿が絶えないが、cafe tolandの真の魅力は、足を踏み入れた者だけが体感できる居心地の良さと、進化を続ける創造的なメニュー構成にある。ゆったりとしたソファ席に身を沈めれば、ここが大須の中心部であることをすっかり忘れてしまうはずだ。
大須のビルの奥に潜む「CAFE TOLAND」の魅力を現地取材

急な階段を上り、重厚な扉を押し開ける。芳醇なスパイスと挽きたてコーヒーの香りが真っ直ぐ届いた。店内に広がるのは、古材と観葉植物が調和した高天井の開放的な空間だ。かつてアパレル店だった場所をリノベーションしたというインテリアは、どこを切り取っても情景になる。流行に追従しないスタイルを貫き、CAFE TOLANDのこだわりは空間のあちこちに息づいている。
写真映えを狙う若者から、静かに本を読みたい一人客まで、客層は驚くほど幅広い。公式Instagramでも話題を集めるフォトジェニックなインテリアは、どこか懐かしくも新鮮な空気を漂わせる。日常の雑多な思考を脱ぎ捨ててくつろぐには、うってつけの場所だ。
YouTube『TOLAND VLOG』の拠点としての熱気と裏側

このカフェを語る上で欠かせないのが、爆発的な人気を誇るYouTubeチャンネル『TOLAND VLOG』の存在だ。動画の制作拠点はこのビル内に位置し、撮影の合間にメンバーがカフェ店舗へひょっこり顔を出すこともある。店内には動画で紹介されたモチーフや関連書籍がさりげなく置かれ、ファンにとってはまさに体験型の聖地となっている。
現地で感じるのは、画面越しに見るアットホームな雰囲気そのままだ。スタッフと常連客が気さくに言葉を交わし、時に動画の裏話や次回企画のヒントが自然発生的に飛び交う。メディアとリアルな店舗が溶け合った、全国的にも珍しいライブ感あふれる空間がそこにある。
看板メニュー「パッフル」と2026年限定スイーツの食レポ

看板メニューの「パッフル」は、香港発祥のスイーツを独自に再構築した一品だ。外側は香ばしくパリッと、中はモチモチとした食感の対比が心地よい。焼きたての生地の上でゆっくり溶けていくアイスクリームと、甘酸っぱいフルーツの組み合わせは癖になる味わいだ。ボリュームのある見た目とは裏腹に、甘さは控えめで最後まで飽きずに愉しめる。
注目の2026年限定メニューとして登場したシーズナルパフェは、旬の和栗に濃厚な自家製エスプレッソシロップを合わせた大人な仕上がりだ。スプーンを進めるたびに重なり合う風味が変化し、職人技のような計算高さを感じる。味覚だけでなく視覚の満足度も高く、連日完売が続くのも納得の完成度だ。
週末の混雑状況と待ち時間を回避するベストな来店タイミング
休日の午後ともなれば、階段下まで長い列が伸びることも日常茶飯事だ。特に14時から16時のカフェタイムはピークを迎え、60分以上の待ち時間が発生する場合がある。名古屋市大須の散策途中でスムーズに入店したいなら、訪れる時間帯の組み立てが鍵を握る。
狙い目となるのは、開店直後の午前11時台か、あるいは夕暮れ時の17時以降だ。特に平日のオープン直後は、やわらかな光が差し込む静かな店内を独占できる贅沢な時間。じっくりと雰囲気を味わい、写真撮影も楽しみたいなら、平日の午前中を目指して足を運ぶのが賢明だろう。
新井康陽とサムが仕掛ける飲食業とコンテンツ制作業の融合
このユニークな空間を生み出した立役者が、株式会社TOLANDの代表を務める新井康陽氏と、共同経営者のサム氏だ。二人は単に美味しい食を提供する飲食業の枠組みにとどまらず、映像やイベントを通じたコンテンツ制作業を多角的に展開してきた。カフェはその立体的な挑戦が交差する物理的な拠点として機能している。
リアルな店舗という足場を持ちながら、デジタルな情報発信を自在に掛け合わせる手法は極めて先進的だ。単なる飲食店経営を超え、人と人が出会い、文化が育つプラットフォームとしてのあり方を追求している。彼らの姿勢は、今後のローカルビジネスに大きな示唆を与えている。
都市伝説考察から日本神話まで広がる新しい空間の可能性
チャンネルの核である都市伝説考察や歴史ミステリー、そして深い奥行きを持つ日本神話の読み解きは、カフェに集まる客層にもユニークな変化をもたらした。カフェ巡り好きにとどまらず、歴史のロマンや古代の謎に強い関心を寄せる知的な探求者たちが全国から集うようになったのだ。
エンターテインメントと空間が深く結びついたここでは、初対面の客同士が共通のテーマで会話を弾ませる光景も珍しくない。一杯のコーヒーを味わいながら、遠い太古の歴史や未知のロマンに思いを馳せる。そんな唯一無二の時間が、ここ大須の隠れ家で日々紡がれている。 (出典: cafe toland(Yahoo!ニュース))